2024年宅建士(宅地建物取引士)〜独学でもわかりやすい不動産関連法令や試験対策テキスト&漫画

2024年宅建士(宅地建物取引士)〜独学でもわかりやすい不動産関連法令や試験対策テキスト&漫画

不動産関係の仕事では、ほぼ必須資格でもある宅地建物取引士。宅建士や宅建など略されますが、それなりに取得の難しい国家資格です。

一般社団法人 不動産適正取引推進機構によると、例年の合格率は17%前後
※ 令和5年(2023年)の結果概要はこちら(https://www.retio.or.jp/exam/pdf/result.pdf)。

独学の場合、300〜600時間の勉強が必要と言われています。勉強時間に差が大きいのは、法令等に関する学習経験や勉強方法による個人差あるからです。

実際に、合格者の平均年齢は35.6歳(2023年)と比較的高め。受験者の75%以上が社会人ですから、学習経験や職務経験、勉強の仕方によって、差が出るのは仕方がないと言えるでしょう。

ただ、きちんと解説されたテキストを繰り返ししっかり読み込み理解すれば、オトナになってからでも独学での試験合格も可能です。

今回は、宅建試験に臨むために、最初に読んでおきたい入門編の漫画と、試験勉強用のオススメテキストや過去問題、合間に読んでおきたい漫画や本などを、ご紹介しています。

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目次

独学なら、まずはマンガで概要をつかむ

宅建士試験に向け、まず導入編・入門編として漫画でザクっと概要をおさえておくと、試験勉強の進み方が違います。

法令などわかりにくいものも、漫画でビジュアル化されているとイメージしやすく、理解も深まります。実際にテキストで勉強しながら、時折入門編の漫画に戻って確認するのもオススメです。

試験用のテキストは、わかりやすさが一番ですが、解説の文言やイラストなどとの相性もあります。各テキストとも、Amazonではサンプルページの確認ができますので、その中から自分向きのテキストを選ぶといいでしょう。

Kindle本の場合には、スマホだと結構キツイです。タブレットサイズ以上、もしくは紙がオススメです。

2024年版 マンガ宅建塾 【宅建士マンガテキスト】

毎年人気の「マンガ宅建塾」。単元や項目ごとに4コマ形式のマンガに、解説も併記しているのが特徴

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ストーリー形式の漫画を通して、宅建試験範囲の全体像を把握できます。漫画での重要ポイントの説明や、漫画の合間に関連用語の説明ページが織り込まれているのが特徴

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1話完結型のストーリーの中で法律などもわかりやすく解説。

コマ割が大きく、漫画の中にも図解などが豊富に盛り込まれていますし、項目によっては掘り下げた解説もあります。漫画の後には、「つぎの一歩!」のコーナーでテキスト形式でまとまっているのも特徴。時間がない場合、総復習時などは「つぎの一歩!」だけ、読むだけでも最低限の箇所を確認できます。

独学に最適!宅建一発合格を目指すときにオススメのテキスト

法令の解釈などもあり、独学では難しいイメージもありますが、しっかり取り組めば独学での一発合格も可能です。

独学の場合には、解説のわかりやすいテキストを繰り返し読み込んだあとは、一問一答など問題をこなしながら記憶に定着させます。その後は、過去問を解き、間違った箇所、即答できなかった箇所をテキストに戻り復習、また過去問、テキストと繰り返すのが、王道。

2024年版 出る順宅建士 合格テキスト

資格の総合スクール LEC(レック)東京リーガルマインドからの出版。特に法律系のわかりやすさと、しっかりした内容には定評があります。

3冊に分かれていますが、テキストとしてはこの3冊を繰り返し読み込んでいけば大丈夫です。

2024年版は、2023年11月1日時点で施行されている法令及び、同日時点において2024年4月1日までに施行を見込む法令を基準に作成されています。それ以前のと一部内容が異なりますので、古いテキストをご利用の場合にはご注意ください。

2024年版 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集

過去問の解説などのわかりやすさからいっても、「出る順」シリーズがオススメです。重要度ランクも出ているので、まずは特AとAランクを完璧に押さえてから、Bランク、Cランクを押さえていくと早いです。

一問一答も。「出る順」シリーズがオススメ↓

【動画付】宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト 2024年版【無料動画45回付/分冊可能 / カラー図解 / インデックス付】

分冊(セパレート)できます。講義動画が無料提供されているのが特徴。テキストだけでの独学がキツイ方にはオススメです。

わかりやすい解説ですが、このテキストだけで学ぶのであれば、吹き出しなども含め、まさに隅々の文言まで把握しないと漏れが生じるかもしれません。過去問題と合わせて繰り替えし読み込むことをオススメします。

過去問題は、「トリセツ」シリーズだとテキストとのリンクがありますが、「出る順」の方が、解説などもしっかりしているように思います。

宅建 試験勉強のひと休みにオススメ本

正直不動産 (1巻〜)

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!
営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
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登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は 嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。
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NHKでドラマ化された話題作。原案の夏原武氏は、漫画「クロサギ」の原案者。ご自身も、過去にノミ屋、債権回収、地上げなどを行っていたようで、裏社会やアウトロー系作品の第一人者です。

『千の言葉のうち真実は三つしかない』という意味で、「千三つ」といわれる不動産業界。なるほど、、言い得て妙とはこのことですね。

わがままな顧客やめんどくさい資産家、次々起こる不動産関係トラブル、ライバル不動産会社との戦いなど、皮肉喜劇が続きます。

不動産系ではありませんが、増え続け、より複雑化される詐欺とはどういうものなのか、騙されない自分でいるための教科書として最強の漫画が「クロサギ」です。↓

不動産業者に負けない24の神知識-『正直不動産』公式副読本

本書は、大人気漫画『正直不動産』で取り上げてきたテーマのうちの24テーマを、宅建業者のTwitter集団・「全宅ツイ」の各専門クラスターが数人ずつトーク形式で語る本です。

テーマは、「売買」「建築」「賃貸」「ブローカー・業者取引」それぞれに6テーマずつ、計24テーマを収録。これを読めば、漫画『正直不動産』をより深く理解できる!!

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宅建業者である 全宅ツイ氏による、『正直不動産』の公式副読本。通常は、消費者側は向いていないプロの宅建業者から「消費者にとって得になる情報」が得られます。

宅建の試験に向け勉強している方にも、不動産取引を考えてる方にとっても、いろんな意味で参考になります。

漫画ではありませんが、対話式なのでサクッと読めます。

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