【厳選 図書館 漫画】〜図書館の仕事や裏事情、レファレンスサービス、図書館舞台の漫画

本好きにはたまらなく魅力的で便利な図書館ですが、図書館で働く職員の仕事内容や裏事情は知らないものです。

今回は、図書館の仕事や裏事情や、職員と図書館を訪れる人との交流などを描いた図書館を舞台とした漫画をご紹介しています。本を通して人生に触れ、本を通して人生を見つめ直す、そんな心温まる優れた作品ばかりです。

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目次

夜明けの図書館 (全7巻)

市立図書館で働く新米司書・ひなこ。日々、利用者からはいろんな質問が…。「ある写真を探している」「光る影の正体が知りたい」など、難問ばかり。こうした疑問に対し、適切な資料を紹介するのも図書館の仕事。ひなこ、迷宮入りしそうな利用者の「?」に立ち向かいます!

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図書館司書の仕事のひとつである「レファレンス サービス」がテーマの正統派図書館漫画新人司書が、図書館を訪れる人々との交流し、利用者からの珍問奇問難問を受けながら、成長していく姿が描かれています。表に出てこない司書の仕事もわかります。

レファレンスサービスとは?

図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務 (Wikipedia)

資料があっても、探し方がわからない、他機関所蔵資料であることもあります。司書に相談することで、必要な資料や情報を効率的に探し出し、活用できるよう案内してもらうことができます。

お探し物は図書室まで

「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

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2021年本屋大賞第2位受賞作、レファレンスサービスを扱った連作短編小説です。

仕事や人生の行き詰まりから抜け出すヒントを与えてくれる本と出会わせてくれます。同じ本を読んでも何も受け取らない人、タイミングによっては受け取れない・気づけないこともありますが、その人にジャストフィットな本を選んでくれる素敵な司書と出会えます。

物語を通して、まるで自分が励まされているような、メッセージを受け取っているような、優しさと温かみに溢れた小説です。

100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集

本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。
そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。
本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。
読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント、ぜひご堪能ください!

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作中にも出てきます。ホント、笑ってしまうのですが、自分でもやりかねません。司書さんの検索能力と、利用者が探している本を確実に案内したいという熱い思いにはリスペクトしかありません。

税金で買った本 (1巻〜)

小学生ぶりに図書館に訪れたヤンキーな石平くん。その図書館で働く早瀬丸さんと白井くんに10年前借りた本を返却していないことを指摘される。その指摘をきっかけに図書館に通うようになるどころか働くことになる石平くんの図書館お仕事漫画。

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粗雑で乱暴ではありますが、心優しく好奇心旺盛なヤンキーくんが、図書館で働くようになります。さまざまな利用者に振り回されながらも、図書館での仕事や本、人との交流から成長していく姿がコミカルに描かれています。

長期延滞者への対応、返却遅延本の処理、本の修理や廃棄、配架ミス、読み聞かせ会、電気代などの図書館裏話も楽しめます。利用者側にとっては面倒な仕組みもありますが、裏ではこんなことをして維持されているのかを知ると、図書館のありがたさも増します。

この作品でも出てきますが、公立図書館の職員の多くは非正規。素敵な書士やキチンとした職員もいらっしゃいますが、役所から島流レベルで来ているポンコツ職員もいることや、同じ仕事をしていても待遇が違うといった、問題にも斬り込んでいます。実際、全国の公立図書館では約76%が非正規職員で、自治体によっては低賃金で不安定な雇用条件であることが、社会問題ともなりました。まだ、解決していませんが、、

税金で買った本 公式ファンブック 図書館ともっと仲良くなれる本

『税金で買った本』の魅力を徹底紹介するとともに、図書館に関するウンチクも数多く学べる内容になっています。本好きのかたには堪らない一冊であること間違いなしです。

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なんと、作品中の脇役までも紹介するキャラクターガイドやストーリーガイド、「クソ利用者図鑑」、制作秘話、全国の図書館ガイドなどを1冊にまとめた、ファンブックまであります。楽しい!

図書館の主 (全15巻)

「タチアオイ児童図書館」の名物司書・御子柴は、ぶっきらぼうな地味眼鏡。 しかし、仕事は一流だ。 今日も、人々が救いの一冊を求め、彼のもとへ…。 図書館を舞台に「児童書のソムリエ」御子柴が活躍する癒やしの物語。

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児童書を集めた私設図書館という少し変わった設定で、若干面倒な性格ではあっても仕事のできる名物司書が、訪れる人にあった本を紹介していきます。児童書と登場人物の人生がシンクロし、本を通した気付きがあり、過ちを見直し、新しい出会いの輪も広がっていきます。

出てくるのは、一度は読んだことのあるような児童書や絵本。子どもの頃に夢中になって読んだ本も、オトナになって読み直してみたら、自分自身にもとんでもない気づきがあるのかもしれません。長く読み続けられる良書には、そんな深さがあるのだと思います。

鞄図書館 (全4巻)

あらゆる書物を所蔵するという、幻の〈鞄図書館〉。貸出期間は一年。使い込まれた風合いの小さな姿のその中に、無限の世界を秘めた喋る鞄と、トレンチコートに身を包み、寡黙に仕事に打ち込む司書。そんな二人でつくる〈鞄図書館〉が世界を巡り、出会った人たちと繰り広げる温かな交流。

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ゲーテの金言を語る鞄と、世界のあちこちに出かけて本を貸し出す司書、かけがえのない1冊と巡り合う人たちとのエピソードを綴る、優しくて味わいのある短編集。各回、幅広いジャンルの名作が登場します。

リアルな図書館の仕事とは無縁ですが、本が持つ力や、本を通した人との交流、図書館の話など、本好きにはたまらないたくさんのメッセージで溢れています。

図書館戦争 LOVE&WAR (全15巻)

「メディア良化法」により、本が狩られる時代。その検閲に対抗すべく、図書館は本を守る防衛隊として「図書隊」を有している。笠原郁は、昔助けてくれた(顔は憶えていない)図書隊員に憧れ入隊。が、待ち受けていたのは「憧れの王子様」ではなく「鬼教官」堂上篤による訓練の数々…!?

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検閲により本が規制されるようになった世界で、本の自由を守るための戦いが描かれています。実写映画も話題になりました。

漫画では原作よりも、コミカルなシーンも多く、恋愛要素も強いため、かなり読みやすいです。

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 (全10巻)

ずっと好きだった堂上に郁が想いを告白し、二人はついにカップルに!新しい日々が始まりドキドキの毎日を送る郁だが、図書館の蔵書の窃盗事件が発生!堂上班が出動することに!?そして迎えた正月、郁は堂上の実家へ…!? 

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図書館戦争 図書館戦争シリーズ 

2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?

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原作はこちら。表現の自由について、考えさせられます。

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