【厳選 温泉漫画】どこに行くか決まる前、行く前に、行けない時には漫画を読んで温泉妄想

世界屈指の温泉大国日本。源泉数は2万7千本超、温泉地数・源泉総数が世界一とも言われています。

一口に温泉といっても、温泉に含まれている化学成分の種類とその含有量によって、分類は10種類。効能も疲労回復、健康増進、美肌回復などさまざまあり、知れば知るほどに奥深いものです。

今回は、温泉をもっと楽しむために、温泉に関する学習漫画やマンガ、エッセイなどを厳選してご紹介します。温泉以外にも、温泉地の歴史や文化、自然など、魅力的な観光スポットも作中で取り上げられています。

行く温泉を決める前に、温泉に行く前に、知識を深めることで、温泉をより満喫できることでしょう。温泉に行けない時には、温泉漫画を読んで温泉妄想をしながらゆったりとしたひと時をお過ごしください。

テルマエ・ロマエ （全6巻）

すべての“風呂”は、“ローマ”に通ず。

紀元前128年、第14代皇帝ハドリアヌスが統治し、かつてない活気に溢れているローマ。すべてに斬新さが求められるこの時代、古き良き浴場を愛する設計技師のルシウス・モデストゥスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう。落ち込むルシウスは友人に誘われた公衆浴場から、突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい……!?

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風呂、温泉といれば、何はともあれまずはコレ。映画とはまた違う面白さがあります。

限界集落(ギリギリ)温泉 （全4巻）

伊豆の山奥のさびれた温泉宿にたどりついたホームレスは、ゲームクリエイターだった。
コスプレイヤーのアユやたくさんのおたくを巻き込んで、限界集落の旅館街が元気を取り戻していくストーリー。
重いテーマに軽いタッチで挑んだ、社会派コメディ漫画。

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コスプレイヤーとおたくによる地方再生。温泉での緩やかなひと時とは無縁ですが、どこまでも軽いノリで、一気読みしてしまう面白さ。週末にでもまとめてどうぞ。

4巻ともKindle Unlimited 対象。

漫画 黒川温泉新明館 （全3巻）

熊本県 黒川温泉。訪れた人が懐かしさを感じるその自然豊かな温泉宿のスタイルは少しずつ全国の温泉地に浸透し、やがては日本各地に大きな影響を与えることになる。その温泉を作り上げたひとりの人物、後藤哲也。この人はどのようにして人の心をときほぐす風景に気づき、それを再現するに至ったのか。

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1949年（昭和24年）の戦後間もない混乱の時代から、高度経済成長期に入り、経済も社会も大きく移り変わった時代の熊本県 黒川温泉が舞台。当時の生活の様子や、旅館の主人の思いが、丁寧描写と挿話から伝わります。

こちらも全3巻Kindle Unlimited 対象。黒川温泉に限らず、地方の温泉に行く前には一度読んでおきたいところ。より温泉を味わいつくせることでしょう。

旅する温泉漫画 かけ湯くん

『旅の手帖』連載中の漫画「かけ湯くん」がオールカラーで一冊に。温泉を愛する猫のかけ湯くんが温泉と町歩きを旅情たっぷりに紹介。

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全国の様々な温泉、秘湯、共同浴場の魅力がそれぞれ１ページにギュギュッと凝縮されています。

温泉ガイドというよりも、かけ湯くん（著者）の思い出や、旅先での思い出、こだわりも描かれていて、温かい気持ちでじっくり読めます。ストーリーではないので、気になる温泉の拾い読みにも向いています。

Kindle本はありますが、コマ割りでスマホなどの小さな画面では読みにくさがあるでしょう。タブレット端末やPCでの閲覧がオススメです。

あなたのお背中、流したい。 （全3巻）

山奥の温泉を守る謎の男・一郎。そこに居候することになった花菜は次々と不思議な出来事に出会うことに…!?

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タイトルと表紙だけで釣られてしまいました。。ほのぼのとストーリーが進みます。

湯けむりスナイパー （全16巻）

殺し屋だった過去を隠し、秘境の温泉旅館・椿屋で働く、本名、年齢不詳の男、通称「源さん」。銃を捨て、穏やかにひっそりと生きる生活に安らぎを見出し始めた源さんだが、まだ完全に過去を断ち切れたわけではなかった。秘境の温泉宿には、色々な客がやって来る。色々なことがある。人生に疲れ、自殺しに来る客。日常から解き放たれ、ハメを外した団体客。ＴＶ番組の取材。お忍び旅行の有名人。椿屋へやって来た人間の数だけ、様々な人生模様が繰り広げられて行く。

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元殺し屋（スナイパー）と秘境の温泉宿の人々の人間模様。なんとも言えない面白さがあります。実写版は遠藤憲一さん。

続編までありました。。

温泉浴衣をめぐる旅 

召しませ、非日常のリラックス
国内旅行の醍醐味と言えば、やっぱり温泉。そして温泉宿と言えば、欠かせないのが浴衣。
景色、食べ物、体験……、旅の目的は色々あれど、普段から「オモシロイ」ことに夢中になりがちの、イラストレーター２人組の目的はずばり「温泉浴衣」。
ひとめ見ただけで忘れられなくなるような愉快な柄や、その旅館の歴史を刻んだ素敵な柄……、着てるだけで「非日常」を感じられる浴衣を求めつつ、温泉やその界隈を味わい尽くした旅を描くコミックエッセイ。
「温泉浴衣をめざす」というコンセプトで、旅はもっと鮮やかになる！

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温泉そのものではなく、温泉浴衣に視点をあてた異色のコミックエッセイ。温泉浴衣だけでなく、温泉周りの情報も細かく拾っているので、楽しめます。

ローカル線で温泉ひとりたび

全国各地のローカル線に乗って、道後温泉や修善寺温泉、下呂温泉など、１８の秘湯・名湯をまわります！たかぎさんの旅にはかかせないグルメの要素もたっぷりお届けします。

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温泉は、アクセスが悪い場所も多いので車で移動されることが多いでしょうが、のんびりローカル線にゆられながら出かけるのもいいものです。電車や地域、温泉、グルメなどの情報が、ゆるめの絵でまとまっています。

作中移動が多いので、これから電車旅を考える人にとっては、擬似体験としていい情報になるでしょう。電車移動は楽しいですが、場所によっては結構時間との戦いなのです。。。

女ひとり温泉をサイコーにする53の方法

訪れた温泉は約500湯。
ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている「温泉オタク会社員」による温泉偏愛エッセイ!

つぶやくと同時に6.8万RTされた「東京・大阪から1泊2日で行けるお勧め温泉チャート」付き

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• 一年間で一番温泉に適しているのは五月下旬
• 「観光協会」「旅館組合」のサイトこそちゃんと見るべき
• 温泉を優先するのであれば、十部屋未満の小さな宿へ
• 温泉が空いている時間帯は「夕食直前」「深夜」「チェックアウト直前」
• 一生に一度は浸かりたい、足元から湧いてくる温泉
• 山梨の温泉はマジでヤバい。東京から温泉行くなら山梨
• やっぱり別府がナンバーワンかもしれない
• ビジホ×温泉銭湯という選択肢

漫画ではありませんが、エッセイなのでブログ感覚で気楽に読めます。章立てもなかなか秀逸。ガシッと心を掴まれて、ついつい読みいってしまいます。女ひとりじゃなくても、お役立ち情報満載です。