【厳選 競輪漫画】競輪の基礎知識やルール、選手養成、裏事情、ギャンブル面も漫画でわかりやすく

国が認め、法律のもとで運営されているギャンブル「公営競技」のひとつである競輪。

2000年シドニーオリンピックから「ケイリン / KEIRIN」は五輪種目となりましたが、そもそもは北九州市を発祥とするプロスポーツです。プロスポーツとしての「競輪」では、7人または9人の選手がバンク（競走路）の上を自転車で走りゴールを競います。

なお、「ガールズケイリン」は女子競輪の正式な愛称。1949年から15年間開催されていた「女子競輪」は、2012年7月に「ガールズケイリン」として正式に復活しました。男性選手同様に日本競輪選手養成所（元 日本競輪学校）に入校し1年間の訓練とプロ資格試験の合格が必要です。

ギャンブル感のイメージが強い競輪ですが、男女ともにケイリン（KEIRIN）としてオリンピック種目にもなっているほど、スポーツとしても奥深く魅力のある競技です。

わかりにくさもありますので、システムやルールを学ぶには漫画が最適。ギャンブル感少なく、ストーリーを通してケイリンの魅力に触れることができます。

競輪王ゼロ （全6巻）

かつて若手スター選手として競輪界を沸かせた鞍馬(くらま)鈴(れい)時(じ)。しかし、最愛の女の死を経て持ち前の闘志はすっかり失われ、成績も急降下。連戦連敗の日々を脱する為、愛娘・ことりと共に、男はゼロからの復活を誓う！！競輪漫画の大御所・山本康人が描く新たなる豪脚伝説！！

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大切な人の不幸をきっかけにドン底に沈んだ主人公が、娘のことりちゃんの健気なサポートを受けながら、再起をかけて努力する熱い競輪漫画です。勝負にかける思い、レースでのスピード感、全てがアツいです。

競輪場などが細かく描写されているのも特徴。IQ200の天才少女ことりちゃんの競輪解説がわかりやすくて秀逸。ストーリーを読み進めるだけで、競輪のシステムやルール、競技としての面白さを理解することができます。

打鐘(ジャン) （全12巻）

新進気鋭の競輪レーサー・立花ワタルの活躍を描く。この肉体が、このマシンが俺の命だ!! 血と汗にまみれ、先行一本で輪界の頂点を目指す！立花ワタルが風となってバンクを疾走する激闘のサイクルロマン!!

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日本の競輪では、ゴールまで残り１周であることを選手・観客に周知させるために、審判係員がゴール１周半〜１周前にかけて手動で打ち鳴らす鐘のことを、打鐘（だしょう、ジャン）と呼びます。「ダショウ」は感じの読みそのままですが、「ジャン」は、打ち鳴らした鐘の音「ジャン、ジャン」から来ています。競輪場によって、半鐘、銅鑼、ベル型など違いもあります。

天才レーサー、エリートレーサーたちの、ギラギラしたアツい戦いと生き様が描かれています。まさに、打鐘（ジャン）が聞こえてくるような、勝負の世界の研ぎ澄まされた空気が漂います。ライバルとの戦いを通して、自分のスタイルを確立し、成長する選手たちを追いながら、競輪という競技の楽しさを知ることができます。

Odd s（オッズ） （全10巻）

高校最後の夏。「ツール・ド・沖縄」ジュニア国際120キロロードレースで、最後の追い上げもむなしく、またもライバル・藤沢に敗れた麟太郎。世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」を目指す2人は、レース後に互いの夢を語り合っていたが、そのとき突然、麟太郎の家族が交通事故に遭ったとの急報が届く。一瞬にして母妹を亡くし、植物状態の父を養う運命を負った麟太郎は、金を稼ぐためにロードから競輪への転向を決意して…

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シリーズ化されている競輪の人気作品。プロの競輪選手を目指し「競輪学校」（現：日本競輪選手養成所に改称）の入試を受けるまでの苦悩や、入学してからの厳しい訓練などが描かれています。

同じ自転車競技でも、ロードレースと競輪では走り方、体の作り方、乗る自転車、ルールと全てが異なります。ロードレース選手としての肉体を捨て、競輪選手への肉体改造、単にギャンブルではない競輪の競技としての面白さ、金銭的負担のことなど、読み進めていくだけで競輪の世界のことも知ることができます。

シリーズが進むと、同期や先輩競輪選手との人間関係にも広がりがでてきて、ストーリー自体も大きく展開していきます。

シーリーズは下記の順↓ 「＋１」はサイドストーリー、「GP！」からは、プロ競輪に話が進みます。今のところ「GP！」は全巻Kindle Unlimited 対象。「VS！」は、途中までKindle Unlimited 対象。

閃光ライド （全7巻）

「私、強い女になりたい――」
クラスに馴染めず、友達もできず 鬱々と悩む毎日を過ごしていた女子高生・渡瀬矢切（わたせやぎり）。
唯一の逃げ道は、“思い切り自転車をこぐ”ことだった。

ある日、そんな彼女の驚異的な脚力に才能を見出した 新聞記者・万場に、女子競輪選手にならないかと誘われる。
思いもよらぬ提案をもちろん拒否する彼女だったが、トラック上で目にした“強い女”たちの姿に、彼女の運命は大きく変わり始める…。

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幼少期より辛いことがあると全力で自転車を漕いできた主人公は、高校生になるとママチャリで時速50kmのスピードを出せるほどの強靭な脚力の持ち主に。

ある新聞記者との出会いをきっかけに競輪に興味を持ち始め、母親の後押しもありガールズケイリン選手になることを決意します。

競輪学校に入るまでのドタバタと、競輪学校での厳しい訓練、さまざまな事情を抱えたライバルでもある仲間たちとの交流を通して、選手として、人間として成長いきます。ママチャリJKが自転車で世界に挑む清々しい青春競輪漫画。

輪道－ＲＩＮＤＯ－ （全11巻）

大阪、通天閣の下で生まれ、輪界最強の兄を持つ魁梧輪は、友達とのレースをきっかけに初めて自分の自転車を貰う。その自転車に今は亡き母の名前を授けた「りんどう号」に乗り、魁梧輪１０歳・輪の道を突き進む……！！

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競輪選手である3人の兄を持ち、幼いころから自転車大好きな主人公が、紆余曲折を経てプロの競輪選手を目指し「競輪学校」（現：日本競輪選手養成所に改称）に入学。

2004年に競輪広報大賞優秀賞受賞作品ですが、主人公の卒業を待たずに打ち切り。全巻Kindle Unlimited 対象。

ギャンブルレーサー （全39巻）

関優勝（せきまさかつ）は、一流の実力を持つプロの競輪選手でありながら、ギャンブル漬けの毎日。暇さえあれば麻雀、パチンコ、競艇、競馬などに繰り出しては大金をすってしまい、妻との諍いが絶えないのだった…。競輪の裏も表も笑いも感動も、全てが詰まったギャンブルマンガの決定版！！

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競輪好きな人の間では知らない人はいないとも言われる、競輪世界をのリアルをギャグ漫画で描いた傑作。

リアルな競輪選手たちが、作中の架空の人物である主人公と絡んだり、実際にあった出来事やレースが描かれたこともあり、競輪好きの間では人気があります。

ギャグ漫画とはいえ、競輪のシステム、ルール、競争原理などの解説はわかりやすく、競輪業界の衰退、ギャンブルの危うさなど、全てが織り込まれた競輪バイブルでもあります。

二輪乃書　ギャンブルレーサー （全7巻）

ギャンブラーなのは、客だけじゃない！　44歳、ピークを過ぎたもののA級で活躍（？）する競輪の自称スーパースター・関優勝（せき・まさかつ）は、勝利と金がなによりも好き！　飲むわ打つわ嫌いな弟子から金を巻き上げようとするわ……しかも、デビューする息子・優一（ゆういち）が思った以上に才能があったもんだからさあ大変だ！　競輪の裏も表も笑いも感動も、全てが詰まったギャンブルマンガの決定版!!

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