【厳選 日本文学 学習漫画】名作を時短読み〜絶対に読んでおきたい10作品

教養のためにも読んでおきたい日本の名作も漫画であれば、短時間で簡単に読むことができます。気に入った作品であれば、原作も読んでおくのがオススメです。原作はAmazonのKindle（無料本）や青空文庫などで無料で読める作品も多数あります。

「学問のすすめ」 福沢諭吉

「天は人の上に人を造らず~」という一節はあまりに有名ですが、
この書籍を通じて福沢諭吉が伝えたかったいちばんのメッセージとはいったい何か?
それは「学ぶことの重要性」です。

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福沢諭吉の代表作『学問のすすめ』の漫画はいくつかありますが、こちらが一番理解しやすいように思います。

「蜘蛛の糸」芥川龍之介

天から降りた救いの糸。登るのは自分一人か? 愛とエゴを描き、人間心理の機微を暴いた鬼才・芥川の真骨頂『蜘蛛の糸』。

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個人的には、こちら↓の方が芥川作品としてしっくりきます。ただしもう文庫本の中古品しかないようです。。

こちらは↓Kindle Unlimtiedで、会員なら読み放題対象。

「舞姫」森鴎外

東京帝国大学を首席で卒業し、ひたすらエリートのレールを歩んできた官吏・太田豊田郎は、国費で留学したベルリンでダンサーのエリスと出会う。豊太郎はエリスの純真に惹かれ、ふたりはやがて恋に落ちるが……。19世紀末、世界が現在よりまだ遠かった明治時代。ドイツを舞台に描かれる国籍を越えた悲恋の物語を漫画化。

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紙媒体だと中古本のみのようです。

「坊ちゃん」夏目漱石 

ちょっとコミュ障？人間味あふれる主人公・坊っちゃんが、数学教師として赴任した四国・松山の中学校で「山嵐」や「赤シャツ」「狸」「野だいこ」「うらなり」など個性豊かなキャラクターとぶつかりあう。一筋縄ではいかない大人たちに立ち向かい、悩みながらも自分を貫き通す江戸っ子、坊っちゃんの痛快活劇。国民的文豪・夏目漱石の代表作『坊っちゃん』を漫画化。

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作中のキャラクターと漫画の作風がマッチしているので、楽しく読めます。

「こころ」夏目漱石

人間を信用せず、豊富な知識を持ちながら仕事にも就かず、美しい妻と隠居生活を送る「先生」には、人には言えない暗い過去があった。ある日「先生」の不思議な魅力に惹かれていた「私」のもとに突然、一通の遺書が届く。遺書が物語る「先生」の壮絶な過去とは?日本文学史に輝く文豪・夏目漱石が人間のエゴイズムに迫った名作を漫画化。

amazon こころ (まんがで読破)の商品説明から

あの「坊ちゃん」をBL漫画家の漫画で読める時代になったなんて、、、

「銀河鉄道の夜」宮沢賢治

ジョバンニとカムパネルラ。２人の少年が育む深い友情を通して、正しく生きることの難しさと尊さを描き、日本の文学史上にさん然と輝く宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』。その賢治の心の中にあり、ビジュアル化は不可能と言われ続けた幻想第四次・銀河空間をますむらひろしが劇画化。

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「銀河鉄道の夜」も数多く漫画化されていますが、ますむらひろし氏の描く宮沢賢治の世界観が、一番好きです。

「斜陽」太宰治

戦争が終わって、私たちの本当の闘いがはじまった…。 没落貴族のかず子は、滅びるものなら華麗に滅びたいと、道ならぬ恋に溺れていく。 最後の貴婦人である母と、麻薬に溺れ破滅していく弟・直治、無頼な生活を送る小説家・上原。 戦後の動乱の中を生きる四人の、滅び美しさを描く太宰治の代表作を漫画化。

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「人間失格」太宰治

世間を恐れ、道化を装い、周囲を欺き、ありのままの自分を隠してきた少年・葉蔵。やがて葉蔵は拒否する事のできない青年へと成長していく。愛を求めながらも他者への恐怖に苦悩する孤独な生涯とは?波乱の人生を歩んだ文豪・太宰治が、死の直前に書き上げた自伝的小説を漫画化。

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◉ 伊藤潤二氏がホラーの要素を絶妙に取り入れ構成。原作とは別な作品ではありますが、虚無感や狂気っぷりが凄まじく、人間失格の世界観をより深く理解できます。

◉ 「人間失格」を現代社会に舞台を変えた作品。繰り返す絶望と幸福、人間のもろさや闇を嫌というほど見せつけられます。

「蟹工船」小林多喜二

軍閥支配の進む昭和初期。北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」では、貧しい労働者たちが働いている。不衛生な環境のなかで長時間労働を強制する監督浅川。過酷な環境に耐えきれず、やがて労働者たちは一致団結し、ストライキを起こすが…。「資本と労働」の普遍的テーマを描いたプロレタリア文学の代表作を漫画化。

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「痴人の愛」谷崎潤一郎

15歳の美少女・ナオミを見初めて養うことを決意した譲治。幼く従順だった少女は肉体的にも成熟していき、その魅力が男たちを翻弄する…。若者たちが皆、西洋文化に憧れていた大正時代、女の魔性とそれに跪く男の陶酔を描く。谷崎潤一郎の不朽の名作を漫画化。

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著名な文学作品のエッセンスだけでも抑えたいときに読む漫画

それぞれの文学作品がなんと10ページ程度になった奇跡の漫画。ざっくりとした内容を押さえるには最適、名作の面白さを理解するには不十分…

◉「坊っちゃん」「走れメロス」「トロッコ」「たけくらべ」「野菊の墓」「一房の葡萄」「小さな王国」「耳なし芳一」「山椒大夫」「銀河鉄道の夜」「山月記」「二十四の瞳」 の12作

◉夏目漱石「坊っちゃん」、芥川龍之介「地獄変」、作者不詳「マザー・グース」、スウィフト「ガリバー旅行記」、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」など21作

◉芥川龍之介「蜘蛛の糸／トロッコ」、福沢諭吉「学問のすゝめ」、夏目漱石「吾輩は猫である」、森鴎外「山椒大夫」、オルコット「若草物語」など25作

◉太宰治「人間失格」、森鴎外「舞姫」、宮沢賢治「注文の多い料理店」、アンデルセン「雪の女王」、芥川龍之介「羅生門」、グリム兄弟「ラプンツェル」など25作