【APD/Lid 漫画】聞こえているのに聞こえない? 基礎知識や対処法をわかりやすく

APDとは、「聞こえているのに聞き取ることができない」聴覚情報処理障害のことです。国際的には、Lid(聞き取り困難症)と表現されるため APD/Lid LiD/APD聞き取り困難症/聴覚情報処理障害) と併記されています。

音を収集・感知する機能には異常がないため、聴力は正常、ただし、脳の聴覚情報の処理になんらかの問題があります。そのため、日常生活の様々な場面(雑音が多い、複数の人が話す、話すのが早いなど)で「音」は聞こえてはいえるけれども話の内容が聞き取りにく状態が生じます。

聴覚に障害があるわけではありませんし、他の身体的な障害や発達障害やと比べ認知度が低いのも、その困難さが理解されにくい理由なのでしょう。

日本では、APD/Lidの潜在的な患者数は約2%、推定240万人にものぼると言われています。気が付かない、知らないだけで、あなたの周りにでもコミュニケーションや日常生活、仕事などに困難さを抱えている方がいるかもしれません。

今回は、APD/Lidの特性や、どのような困難があるのか、対処法などがわかりやすくまとまっている漫画を厳選してご紹介します。まずは、知ることから。

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目次

マンガ APD/LiD って何!?: 聞こえているのに聞き取れない私たち

APD/LiDとは、耳がキャッチした音を言葉として理解することができない症状を指します。

自分やお子さんに当てはまることがありませんか?
□雑音の中で人の話が聞き取りにくい。
□文字や画像がないと話が理解できない。
□電話の声が聞き取りにくい。
□話のスピードが速いとついていけない。
□大勢で話をするのが苦手。

聞き取りぶきっちょさんと そのまわりの人へ。 APD/LiDの理解を 深めるための本です。

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APD/Lid の基礎知識、当事者がしている工夫、検査などがわかりやすくまとまっています。

当事者150名のアンケートまとめられた、日常生活での困りごとや、それに対する工夫などは、かなりリアル。聴覚検査では問題ないのに、「聞こえているのに聞き取れない」とはどういうことなのかが、よくわかります

マンガでわかるAPD 聴覚情報処理障害

漫画やイラスト、図解などを多用した、専門家によるわかりやすい解説。

APDとはどういうこのなのか、メカニズム、APDの検査や診断、発達障害とAPD、トレーニング、日常生活や仕事での工夫、体調管理の方法など、幅広い情報をこの1冊で得られます

聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本

APDの特徴は、音としては聞こえているのに、言葉として理解できない、というもの。
もう一つの特徴は、普通の聴力検査をしても異常が見つからないこと。
そして、耳鼻科医のなかでもまだまだ知られていない現実があります。

そこで、本書では
★自分がAPDを抱えている可能性があるか、簡易的に確認できるチェックリスト
★聞き取りをよくするためのさまざまなツールや工夫
★仕事選びや診断書の利用などの生活の質を向上させるためのヒント
などをご紹介します。

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APD「音は聞こえているのに 聞きとれない」人たち ―聴覚情報処理障害(APD)とうまくつきあう方法

「雑音の中では話が聞きとれない」「口頭の指示は忘れてしまったり理解しにくい」
「話を聞きながらメモやノートをとるのが苦手」「話が長くなると、途中から何をいっているのかわからなくなる」――このように「音は聞こえているのに聞きとれない」という症状を「APD(聴覚情報処理障害)」といい、いま注目されている。

「聞こえ」のわかりやすい解説とAPD症状例、対処方法などを盛り込んだ、APD
第一人者による決定版! オリジナルのAPDセルフチェックシート付き!

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子どものAPD/Lid の場合、「生まれつき認知機能に問題がある発達障害や言語発達上の問題を抱えているケースが多い」のに対し、大人のAPD/Lidでは、大きく4つのタイプに原因が分かれるとされています。

  • 脳損傷の既往のあるタイプ
  • 発達障害タイプ、
  • 認知的な偏りのあるタイプ
  • 心理的な問題を抱えるタイプ

他にも、性格傾向や生活環境にも影響を受けるようです。特性や個性として受け入れながら、個々人にあった対処法でうまく付き合う方法を考えることが大切と視点から、さまざまな具体例が紹介されています。

境界知能とグレーゾーンの子どもたち

50万部超の大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者による 生きづらい子どもたちを救う“具体的な対応策”

近年よく取り上げられる「発達障害」や「知的障害」の子どもに関する書籍は多数あります。
しかし、発達障害や知的障害とは診断されないものの、生きづらさを感じている子どもたちがたくさんいるのを知っていますか?
IQ69以下の知的障害には該当しない一定の支援が必要な「境界知能」や何かしらの課題があるけれどはっきりした原因や状態がわかりにくい「グレーゾーン」と位置づけられる子どもたちのことです。

本書は教育現場や家庭で見逃されがちな彼ら、彼女らへの具体的な対応策を、困っている子どもたちの支援を行う「日本COG-TR学会」を主宰する著者が漫画でわかりやすく紹介しています。

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知的障害には該当しない、障害の診断基準には満たないけれども、生きづらさを感じやすい「境界知能」や「グレーゾーン」の子どもたちのことをわかりやすく解説した、素晴らしい1冊。

障害と認定されれば、支援があったり、相談先があったり、周りからの理解も得やすかったりしますが、境界、グレーであるが故に、支援も理解も中途半端になってしまいます。すべては、その存在を知ることから始まるのだと思います。

境界知能の実態は、こちら↓もわかりやすくてオススメです。

ケーキの切れない非行少年たち』、こちらも読んでおきたい1冊。

著:宮口幸治, 著:鈴木マサカズ, イラスト:鈴木 マサカズ
¥616 (2024/05/10 10:49時点 | Amazon調べ)

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