【厳選 癒し系猫漫画】猫を知る・猫から学ぶ〜家族愛・多様性・共生・命

ツンデレ、自由奔放、気まぐれ、甘えん坊、自己中であっても、人間を魅了し続ける生物、猫。

猫との日々を描いたネコ漫画は人気がありますが、読んで得られるもの癒しや笑いだけではありません。猫との生活からは、命あるものと暮らすことの楽しさだけではなく、大変さ、相手を思うこと、無償の愛で尽くすこと、命には限りがあること、多様性、家族の在り方、家族愛、コミュニケーションなど、想像以上に学ぶことがたくさんあります。

そして、猫との暮らしで得たものは、人間社会での生き方にも、素敵な影響を与えてくれます。生きづらさやどうしようもない淋しさを感じたり、気持ちのやり場がなかったり、誰かに抱きしめて欲しかったり、、、そんな時、猫漫画をゆっくり読んでみてください。実際に猫を飼うこと、猫と遊ぶことができなくても、漫画を通して猫に触れることができますよ。

目次

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい (全7巻)

100万リツイート突破の話題作! ツイッターで大人気の『犬と猫どっちも飼ってると』シリーズがついに単行本化です。天真爛漫な犬くんと、魔王のように凶悪ながら愛らしい猫さま。どっちも飼えば100倍たのしい、笑いありホロリありのエッセイコミックです。とっておきハプニング満載の、描きおろしエピソードも大量収録しました☆

amazon

猫派、犬派と言いますが、それぞれ強烈。猫さまの唯我独尊ぶりと、天真爛漫の犬くんの忠誠ぶりに振り回される作者の日常が、ユーモラスに描かれています。

ペットを飼うことは幸せも楽しさも爆増しますが、もちろん大変なこともたくさんあります。笑いの中から、他の生き物との共生とはどういうことなのか、面倒や大変なことも含めてどう楽しむか、学びどころが多すぎます

伊藤潤二の猫日記 よん&むー 

なぬっ!? 伊藤潤二のお笑い猫マンガ?? しかも実話ですとぉ! き、気になる~!!
日本のホラー漫画界を代表する作家・伊藤潤二=ホラー漫画家J。犬派だったJは、婚約者の希望で猫を飼うことに。外国種の仔猫むーと、呪い顔の甘えん坊猫よん。Jの想いとは裏腹に、猫は全くJになつかない。
‥‥ガンバレ、J !

amazon

これから猫を飼う人の必読本。婚約者の要望で不本意ながらも猫を飼い始めた犬派の作者も、猫の魅力に取り憑かれすっかり猫の虜、というか奴隷になる姿が描かれています。

ホラー漫画の作家であるため、絵のタッチもホラー。日常のよくあるシーンでさえ、ホラー的迫力溢れていて、ほのぼの系猫漫画の世界では、かなり異色です。猫愛に溢れているだけに、爆笑必至です。

ラーメン赤猫 (1巻〜)

猫が営むラーメン屋に面接をしに来た珠子。店長からの質問に「犬派」と答えて、あっさりと採用されたのだが…、仕事内容は猫の世話係!?
ラーメン赤猫、癒し大盛りで始まります!!

amazon

猫が営み、スタッフオール猫、そこであらたに雇われた人間様のお仕事は猫たちの世話という、もうどうにもありえない設定なのですが、読み始めたら止まりません。

うんちく系でも、料理漫画でもなく、接客を大事にするラーメン店の日常が描かれています。そうはいっても、猫同士の会話や、猫と人間との会話、店の運営に関する猫たちの考え方には、深く学ぶことも、考えさせられることも多く、まさに学習漫画です。子どもからオトナまで、全ての世代にオススメです。

おじさまと猫 (1巻〜)

ペットショップで売れ残っていた一匹の成猫。日に日に値段が下げられ、見向きもされず、諦めていた猫の前に一人の男性が現れる。彼が告げた言葉とは…「私が欲しくなったのです」これは誰かに愛されたかった猫とおじさまの、心温まる日々を紡いだ物語。

amazon

愛妻を亡くし、ステージに立つことができなくなったピアニストのダンディおじさまが、ブサかわ系猫のふくまるを家族に迎えることで、立ち直って行く心温まるストーリー。

登場人物も含め、ストーリーは広がっていきますが、おじさまと猫 ふくまるの穏やかな関係には、ただただ癒されます。ペットを飼うことで、救われているのは人間であることを深く学べます。

ねことじいちゃん (1巻〜)

ばあさんに先だたれ、猫のタマと二人暮らしの大吉じいちゃん。ひとりと一匹が繰り広げる、毎日がいとおしくなる四季折々の彩り。

amazon

老人と猫だらけの島で暮らす、猫と大吉じいちゃんの四季折々。

のんびりとした日常が、やわらかなタッチで描かれています。時間が止まったようなノスタルジックな生活には、ほのぼのとした癒しがありますが、そこには生物として避けることのできない老いが常に漂います。

それは、物悲しいものでも、切ないものでもなく、抗うものでもなく、受け入れるべき自然の流れ。だからこそ、タマと大吉じいちゃんの時間は、とても温かで愛おしいものになります。

ウルトラせっかちである日々の生活とは少し離れて、静かに何度も繰り返して読みたくなる珠玉の作品です。

きょうの猫村さん (1巻〜)

主役は猫の家政婦「猫村ねこ」。昔かわいがってくれた坊ちゃんを探すべく、犬神家に奉公することになるが・・。家庭崩壊しつつある一家を猫村さんが救う!えんぴつの線画がほのぼのとした味わいをかもし出す。

amazon

鉛筆線画。もうこれだけで、なぜか癒されます。

家事も炊事もパーフェクトにこなす猫の猫村さんが、裕福な犬神家の家政婦として奉公します。不倫やら、整形依存やら、意識高い系大学生やら、素行不良やら、問題も多くバラバラな家族に、猫村さんがいることで柔らかな変化がゆっくり訪れます。

心配性で、世話焼きで、人情たっぷりの家政婦さんなんて、一昔前のテレビドラマのようです。温かみと昭和レトロ感に溢れた、脱力系猫漫画。実写化されたテレビドラマも話題になりました。

同居人はひざ、時々、頭のうえ。 (1巻〜)

ミステリー作家・朏 素晴(みかづき すばる)は、自らの想像の世界を邪魔する他人が苦手。そんな素晴の元にやってきたのは、一匹の猫。その不可解な行動を見ているうちに、小説のネタが浮かんできて……!? 不器用男子×一匹の拾い猫。 ふたりでみつける幸せぐらし。人と猫、W視点で贈る物語。猫のきもちが知りたい人、必見です。

amazon

同じエピソードが、人間(主人公)目線と、猫目線で展開されます。猫目線といっても人間の想像でしかないのですが、きっとこんなふうに人間が想像した猫の気持ちや考えと、猫の本当の気持ちや思いはズレているのかもしれません。でも、そのズレがあっても、物事はそれなりに回っていくものなのです。もちろん、人間同士でも。

ねこでよければ (全4巻)

ねこでよければ、応えます――。ねこさんが開いた「話聞きます」屋さん。人間関係に悩むサラリーマン、人の境遇と才能を羨む学生、小さな命と向き合う夫婦、田舎嫌いで都会へ出てきた青年…、モヤモヤした気持ちをねこさんに少しだけ軽くしてもらって、私は私の、僕は僕の、自分だけの人生を歩んでいこう。

amazon

飼っている猫や犬に、ボソボソと胸の奥を打ち明けるのはペットあるある。言葉は話しませんから、会話にはなりませんが、口にすることで少し気持ちが軽くなるものです。

でも、もし猫が本当に話を聞いてくれたら、人間の悩みに共感し、そっと背中を押してくれたら、、、もう少しだけ生きやすい世の中になるのかもしれませんね。

いつだって、解決するのも、道を選ぶのも他の誰でもなく自分曖昧な自分の感情を言葉にすることで、モヤモヤの原因が言語化され、進むべき道が見えてくることを、教えてもらえます。

ペン太のこと (全10巻)

ペン太は僕が思っていたよりも、ずっと僕のことを愛してくれていた――。多忙な日々を送っていた僕(作者)のもとに、ある日、娘がやってきた。名前はペン太。虫捕りは下手だし、高い所には飛び乗れないし、すぐお腹を出して寝転がる。およそ猫らしくないまったりやさん。ペットと人は言うけれど一緒に暮らせば大事な家族。ペン太は間違いなく僕の子だった。可笑しくて切なくて温かい、猫と人がつむぐ家族の物語。

amazon

猫愛、家族愛に溢れた王道系猫漫画

連載のストレスもあり、奥さんともうまくいっていなかった10年以上前、ペットショップでの子猫との出会いから始まります。子猫 ペン太を飼うことで、騒々しいながらも愛しくて、楽しくて、おかしくて、心にゆとりが生まれ、人間関係さえ変わっていく作者とその家族の日々が、柔らかなタッチで描かれています。

猫は動物とはいえ、大切な家族。家族(猫)が増え、何かあれば病院に連れて行き、別れがあり、家族(猫)のために家を買い、、、猫を通して家族とはなにかを考えさせられます。

くるねこ (全21巻)

ネコもぎうぎう、仕事もぎうぎう…自称「酒とケモノをこよなく愛するおばさん」がネコと仕事におぼれる日々を、ちょいちょいと描いたはずが、あああっ! という間に「人気blog ranking」ぶっちぎりの第1位。そりゃあ笑えます。なごめます。ほろりときます。“じんわりオモロイ!!

amazon

スタート時点で猫だらけ、という異色猫漫画。拾い猫や、保護猫、預かり猫など、出入りも激しいのもかなり異色ですが、作者の猫愛がダダ漏れです。猫界の社会的弱者を通して、命の尊さや儚さ、愛しさが伝わります

はぴはぴ くるねこ (1巻〜)

引き取り手のない猫がいっぴき、またいっぴき……。
拾った子猫の育児に病院通い、いたずらに笑った後は一緒に昼寝。
里親探しをしてるうちに、情が移って自ら引き取り……。
気が付けば自宅にたくさんの猫が!

そんな作者・くるねこ大和と猫たちの生活を描いた大人気・猫コミックエッセイ『くるねこ』が、
ちょっぴりリニューアルして『はぴはぴ くるねこ』として登場!!

amazon

変わらずの猫だらけの生活。新しい出会いもあれば、別れもあります。猫達の個性もそれぞれ。みんな違ってみんないい。

猫たちとの暮らしから得られる優しさと、猫たちから教えられる命の大切さや尊さ、家族の在り方、人間はいつも動物達から教えられ、与えられることの方が多いですね。

チーズスイートホーム (12巻)

初めてのお散歩中に、お母さんとはぐれてしまった子猫のチー。迷子になったチーは、やさしい山田さん一家に拾われることに。でもそのマンションは、困ったことにペット禁止で──。
素直で明るく、でもちょっぴり怖がりのヨウヘイに、やさしいお母さんと、普段はしっかり者なのにチーには甘いお父さん。そして、元気でいたずら大好きっ子のチー。偶然の出会いから新しい家族になった、3人と1匹の「スイートホーム」で始まる、何気ない日常の小さな幸せを描くハートフルストーリー。

amazon

こちらも猫愛、家族愛に溢れた王道系猫漫画。

好奇心旺盛な子猫が、お散歩中に迷子になり、助けてくれた男の子の家で飼ってもらうという、すこし切ない始まり方。新しい家族とすっかりなごみ、騒がしくもほのぼのとした日常のハートウォーミングなストーリーです。ゆるいタッチではありますが、猫あるあるや、猫の習性などは細かく描かれています。

ねこむかしばなし (全2巻)

誰もが知ってるあのお話にねこが加われば笑いと癒やしが溢れ出す!

もしも、ねこがあの物語に登場したら…?

桃太郎、シンデレラ、一休さんなどなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!
素敵な昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に!?
とってもゆるくてやっぱりゆるい。童話×ねこの癒やし系ねこまんが。

amazon

誰もが知っているような昔話や童話のシーンに猫が登場、しかも4コマ漫画でストーリーが進みます。

絵もゆるいのですが、猫が参戦することで、童話や昔話の方向までゆるくなってしまいます。4コマ漫画だけでも十分に楽しいのですが、元ネタのかなりざっくりとしたあらすじが掲載されているので、オトナも子どもも楽しめます。童話や昔話丸ごとではなく、あるシーンだけが描かれていますので、ご注意ください。

終始ほのぼのテイスト。ギスギス人間社会も、猫がいたらこんな感じに物事はゆるくやんわり解決するのではないかと、考えさせられます。

一部のKindle本は、Kindle Unlimited 対象本です。
初回登録時は誰でも30日間は無料で対象の本が読み放題に!
事前の登録がオススメです。(登録解除も簡単で安心です)

\ 対象本が読み放題 /

よかったらシェアしてね!
目次