【厳選 書店員 漫画】書店の実務や裏事情、本・漫画への愛情ダダ漏れ

オンラインでポチッとすれば、翌日にはポストに本が届いたり、スマホやタブレットで速攻で電子書籍を読み始めることができる時代、リアル本屋さんに行く機会が激減した方も少なくないことでしょう。

それでも、大きな書店の前を通ると、ふらり立ち寄り、つい長居をしてしまったり、素敵な書籍に出会い買ってしまったり、本が気になって予定を変更してカフェで本を読み始めたり、、、そんな経験をしたこともあるのではないでしょうか。

今回は、本好きの心をとらえて離さない本屋さんの仕事を知ることのできる漫画を厳選してご紹介します。個性豊かな書店員の、本や漫画に対する溢れるほどの愛情や、想像以上に肉体労働でもある書店の実務、書店業界の裏事情がたっぷり詰まっています。

書店員 波山個間子 （全2巻）

本との出会い、お手伝いします。

「青ひげブックス」で、ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。
接客はすこし苦手だけど、読書量と本の知識ならこの店随一。
お客様と本との出会いをとりもつために、本の世界を彼女は今日も歩きまわる。

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ドラマチックな展開はありませんが、作中に登場するのは実在する名著ばかり。紹介エピソードを読んでいると、その本を読みたくなってきます。本に対する無限の愛情を持ち博識な主人公の淡々とした働きぶりや、プライベートの時間の過ごし方も楽しめます。こんな書店員さんがいたら、オンラインショップで買わずに本屋に通ってしまいそうです。

番外編含めて3冊ともKindle Unlimited 対象。サクッとすぐ読めます。

ガイコツ書店員　本田さん （全4巻）

（業務と）戦うガイコツ書店員、本田さん!!　コミック売り場がこんなに笑える職場だなんて聞いてない!?　爆笑必至の本屋さん実録お仕事マンガ☆

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本屋さんの割にわちゃわちゃしていますし、主人公はガイコツで、他のスタッフもお面や被り物をしていますが、実録コミックエッセイ。利用者側には想像もつかないようなことが、本屋さんでは繰り広げられているようです。書店業界の裏事情も含めて、かなり楽しめます。。実店舗で漫画のインバウンド需要があったなんて、知りませんでした。。

4巻までありますが、ストーリーとしては3巻まで。4巻は、退職後の取材や台湾の書店の取材の話、コミックス発売時の書店用販促物（ミニ漫画やイラストなど）、キャラ設定などになっています。それはそれでオモシロイですが、ストーリーの続きではありませんので、ご注意ください。

コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!

本好きなあなた! ! 書店員の仕事を体験してみませんか?
書店員の仕事ってラクそう? 使っている道具は? 書店員あるあるも!
コミックエッセイによる初の書店ワークマニュアル。

「書店員の装備品」「本棚と陳列について」「レジ付近について」など、書店員についての豆知識も満載!

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4コマ漫画と、イラストを多用し書店の仕事を説明しています。まさに、書店ワークマニュアル。書店員の装備品や書店の道具、本棚の陳列、レジ付近のこと、ISBNコードの見かた、流通ルートや発注方法、発売日や原価等などの実務に関することなども、コラムで知ることができます。

新刊情報など書店員だからこその楽しみや、話題本をどこで買うか、読書癖を知られないために別の書店に行ったりなど、書店員ならではの複雑な胸の内も描かれています。

本屋の森のあかり （全12巻）

本屋の森で、会いましょう。本好きなら誰もが心弾む本屋さん。そこに、やさしくて博識なメガネ男子と、クールなメガネ王子がいたら……！？　大好きな本の森で、個性あふれる書店員さんといっしょに新米スタッフあかりは、どんな物語を織りなすの――？

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地方書店勤務だった主人公が都会の本店に異動となり、慣れない環境で奮闘しながら成長する姿が、実在する本のストーリーとも絡めて描かれています。本を通した人間関係、書店の仕事の理想と現実、書店の仕事の裏側なども楽しめます。

金魚屋古書店 （全17巻）

漫画愛に溢れた漫画。作中には、数々の名作のエピソードやタイトルが出てきます。マンガには、特別の思い入れや思い出があったりします。この漫画を読みながら、当時の漫画熱や大切なことを思い出すかもしれませんね。

デンキ街の本屋さん （全16巻）

デンキ街のディープで楽しい本屋の毎日。マンガを愛する書店員さんたちの、にぎやかコメディ開幕～！!　　主人公・海雄（うみお）くんのバイト先〈BOOKS うまのほね〉。そこではみんな何かのマニアだったり、コアなファンだったりとちょっと濃い目のキャラ多し。仕事を教えてくれる先輩女子は、先輩だけど年下さん。……さてさて、海雄くんのバイト生活はうまくやっていけるかな？

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アキバ（秋葉原）のオタクな漫画屋でのお仕事とオタクネタを交えた恋物語。ひと昔前の、電子書籍が普及していない頃に連載スタートしていますが、アニメにかける熱量は高いです。